ラウンド中は、スコアを少しでも良くしよう、
ナイスショットを打とうと、色々と考えている
と思います。
どこを狙って打とうか、トップはインサイドに上げてみようか?
インパクトは??と頭を使います。
戦略を練ることは、ゴルフの醍醐味の一つですが、
考えることはもちろん、大切なことですが、考え過ぎる
ことが、デメリットになることもあります。
今回は、ラウンド中の緊張ををほぐすためにどうするか??
を学んで行きましょう!!
緊張をほぐすには足元への意識をすることが大切
あれこれ考えているときの重心は、実は頭にあります。
ご存じの通り、下半身を中心として、スイング構造が出来ている
ゴルフは、頭に重心があると、足元が不安定でミスの確率が
高くなるのです。
例えば、お子さんがいる方はご経験もあるでしょうが、幼少期には、
抱っこしたり、おんぶしたり、当たり前にせがんできます。
0歳~3歳位でしょうが、起きている時は、色々動き周り、周りをキョロキョロしたり
していますが、動いている時は、頭に重心があります。
ところが、疲れて眠ってしまうと、急に重くなった気がします。
眠ると、重心が本来の位置、おへそから下の方に移ります。
重心は、下にある方が重く感じます。
ゴルフクラブでも同じことが言えます。
どんなクラブでも良いですが、自分の片手で、グリップエンドを持ち、
クラブを水平にしてみて下さい。
かなり重く感じると思います。一方、同じクラブのグリップエンドを持ち、
ヘッドが真上、シャフトが垂直になるようにすると、どうですか??
先程とは、全体重さは同じですが、重心位置で驚き!!
重心が変わるだけで、感じる重さってこんなに違うんですよ。
まさに、考え過ぎは浮足立った状態にある
不安で落ち着かない状態を「浮足立つ」と言いますが、先程お話しました通り、
考え過ぎると、頭を使うため、重心が頭に移ります。
状況によっては、「どうしょう?」「何をすればいいんだ?」との
状態に陥り、足元が安定せず、スイングが安定しない状態となります。
コースは、傾斜、バンカーなど、足元が安定しない不安定な場所が多く、
下半身が安定しないとミスし易くなります。
また、重心は意識した場所に移動し、右打ちの方が、目標ばかりに意識が行くと、
重心は左方向に行き、右肩が前に出る傾向も出てきます。
また、グリップに意識が強すぎると、手元に重心が来るため、前傾姿勢が強すぎる
状態になる傾向が出てきます。
足元への意識で重心も自然に下がりますよ。
頭に重心がある状態でスイングしてもいい結果は導けない
でしょう??
でも、以外に簡単に修正が出来ます。
意識を足元へ移動すれば良いのです。足元が、地に根を張る意識、
その場で、ジャンプする、足をパタパタさせる等、足への意識移動は、
重心移動のためなんです。
アプローチで、距離感が合わない、腕に力がどうしても入ってしまう??
との方は、両足のつま先をそろえて打つ等、足に意識が行きますから、
かなり有効かと思います。
稼げるプロは、「足で稼ぐ」と言われます。
考え過ぎず、足を使う!!これでOKです。
メンタルクリニック!!他人の目が気になる??
ラウンド中に他人の目が気になるのは、解らないことはないですが、
集中力が途切れたり、一番大事な、楽しいゴルフが出来なくなります。
でも、考えてみて下さい。
練習場でのショットがすべて自分の思い通りに、飛距離も満足できましたか?
上手くなりたい、次のラウンドで良いとこ見せたい、後輩に負けたくない
との気持ちであったと思います。
練習場で出来ないことが、ラウンドで誰もが緊張するなか、完璧に出来るわけ
ないではないか??
心掛けることは、コースマネージメント、スコアメイク、足を使い、
重心を下げる事、この3点です。
計画的に、思いっきりやってみて下さい。
アドレス、スイング軌道等は、チェックポイントのみで良いんです。
リラックスして、シンプル思考、これが上達の学びの基本です。
本日のまとめ
- 緊張をほぐすには、考え過ぎないことが大切
- 考え過ぎると、重心が頭にあります
- 重心を足元に置くことにより、体がスムーズに動きます
- 稼げるプロは、足で稼いでいます
- 実力以上の結果はでない。まぐれは運です
- シンプル思考!これが出来れば、上達できる!!
では、またみて下さい。